夕べ、生まれて初めて、病院に泊まりました。
この間書いた伯父が手術を受けたので、
従姉弟たちと交代しながら、5日間、サポートします。
手術自体は簡単だったそうですが、
納得しないと次に進めない人なので、
意識させないようにもっていくのに、我々のサポートが必要となりました。
(ひげ剃りひとつ取っても、なかなかさせてもらえなかったみたいです)
昨日は手術の日。で私が泊まり込み。
でも、点滴で眠りを誘ったため、そして酸素吸入していたため、
却って楽をさせてもらってしまいました。
夜中に2,3回看護士さんが部屋に入ってきてましたが、
あとはよく寝させてもらいました。
その前日は(いびきで)大変だったみたいです(笑)。
伯父の妹/伯母(従姉弟たちの母)は、
昔から彼らを育てるのに、ちょっと背伸びさせ、
新しい経験を振る人だったのですが、
今回も、もう親の世代の出る幕ではないという感じで、
アドヴァイザーに徹してます。
皆、仕事をしながら、姪甥のみでのサポートです。
次は任せたから、と言われているみたい。
連絡メールが頻繁に入ります。
一番上の従姉妹がマメな人で、指示がすごい細かい。
でも、みな伯父を尊敬していて、そして、
奉仕精神に溢れた人たちなので、
チームワークがよくとれてて、さっさと事が進みます。
おもしろい。
ま、しかし、きれいごとだけではなく、
伯父は力一杯抵抗を示したので、
手をがっつり握られたり、叫びはしなかったですが、
頑固さ(理屈)を全面に押し出されました。
従姉弟たちは、適当に話を受け流し、気をそらすので見事でした。
私も夜中に、丁寧語で他人の振りをして、小さな声で話しかけてみたのですが、
それが一番、穏やかに話が通じました。
それと看護士さんたちは慣れているみたいでしたけど、
若いお医者様は、結構大変そうにしていたようです(苦笑)。
すみません。ご迷惑おかけしました。
(女性の力はすごい!)
私は昔から、結構、お年寄りの好きな子どもではあったのですが、
それは老人特有の、のんびりとした穏やかさが自分に合っていたからですが、
でもそれとは違う質のものを、最近はもらっていると感じます。
それは、自分の土台となる力みたいなもので、
先人たちが、諦める事無く、人生を生きてきたからこそ、
今の私があるんだという、
生命の受け渡しのような感じのものです。
これは父方なんですけど、母方だと実は、私が一番上。
こんなリーダーシップとれない〜〜(とほほ)。
幸いにして皆、子ども(いとこ)たちがいますが。