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2012/03/27

ごちそうはバナナの葉っぱの上で





私がヴェジタリアンになったのは、
インドと縁が出来てからです。

主に豆と乳製品、野菜の生命力、そしてスパイスの力で、
その健康が保たれていると思います。





タミルナードゥのミールス(定食)は、こうして、
バナナの葉っぱの上に盛られてきます。



もちろん、手食でいただきます。

今回頂いたのは、
望んでも一生食べれないだろうと思っていた、
お坊さんのための食事。
(つまりは浄性な食事なんです)
もしかしたら調理人も、僧侶階級の方かもしれません。
(インドでは昔から、最高の調理人はブラーミン(僧侶階級)と言われていたらしい)


ずっとそれに憧れていた私。
まさか今回、その食事を頂けるとは思ってもみませんでした。

辛すぎず、作った物は長く置かず、直ぐに給されます。


毎回、食いしん坊度が増してしまい、
「もっと食べますか?」と聞かれれば、イエスと答え
(夢中で「うん」と日本語で答えてたんですけど)、
人よりも多めにお代わりを頂き、堪能してました。







タミルナードゥはピーナッツの生産地。
おかずにも、生のピーナッツが、よく使われていました。

それと毎回、ピクルスの辛いのにうまみのある美味しさに驚き、
これも何度もお代わりをしていました。

なんと表現したら良いのでしょう。
手作りジャムが辛くなった味と言えば、想像出来るかな?

それをカードライス(ご飯とヨーグルトとスパイス)の
ご飯と混ぜて食べると、
何杯でもお代わり出来てしまいます。


また、あのおじさんのご飯が食べたいだなんて、
一生叶うはずもないことを考えてます。
(だって今回のプージャは、莫大な費用と、素晴らしい巡り合わせがあって、
行われたものなんですもの)


だから今度は自分で作れたら良いな。





風の通り抜ける中庭風の食堂。
でも、ここでは毎日は食べれなくて
入り口の方で食べてました。
少し残念。






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