どうしてなんだか分からないけれど、
インドからどんどんと気持ちが離れて行ってる。
ずっと一生のおつきあいとか思っていたのに、
今はまったくその気持ちが消えてしまっている。
それでもまだ、どこかでご縁は繋がっていて、
これは、この間ごちそうになった、ポトラック。
(お皿に全部は乗せられず、このあと第2弾が・・・)
この日の食事は最高に美味しくて、
北も南も混じっているんだけど、
どの料理も、何のスパイスで作ったのか、まったく分からない、
ミックスされた複雑な味わいだった。
やっぱり、付け焼き刃な私のインド料理は、到底太刀打ち出来るものではない、
と痛感した次第。
帰りには、ミルクで出来たカルダモン味の、
真っ白な、チーズケーキのようなお菓子を持たせてもらった。
これ、この味はインドでも食べたことのある、懐かしい味。
作りたてだから、尚のこと、とても美味しい。
おそらくは、日本にいて、
その土地で味わう息吹を忘れかけているだけで、
その場に行けばまた、活力や好奇心は、自然と湧いてくるんだろう。
でもそれだったら、フランスもドイツもブルージュもで、
またあの土地に立ったとしたら、自分はどんな風な気持ちになるんだろう。
今、スワミ ラーマの本を読んでいる。
丁度今、インドは巡礼の時期で、雪で閉ざされた山の聖地が、夏の間だけ、
巡礼者を受け入れる時期。
ガンジスの洪水によって、足止めを食らったその人たちのニュースが、きこえてきている。
スワミラーマは若い頃、そんな山で生活していた人だ。
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