最近、このブログにもコメントを寄せてくださっている、
mixiでお知り合いになった、金沢のかおりんさんが、
今年もまたうれしいことに、カレーリーフを送ってくださった。
私が生のカレーリーフを珍重していることを、
いつも、誰よりも、気にかけてくださっている。
冬の金沢ではさすがに、南国の植物、カレーリーフは耐えられないため、
ある程度伐採して、部屋の中で越冬させるため。
(で、良いですよね?かおりん)
もちろん、インド食材店では、乾燥した物は扱っているけれど、
生のカレーリーフの香りは、本当になんともいえない、爽やかな香りがする。
夏には白い花が咲いて、あたりに良い香りがしていると、
かおりんからのお知らせがあった。
私の数少ない南インド料理のレパートリーの中から、
サンバルをつくることにした。
大根が丁度合ったので、大根のサンバルで。
お気に入りの、文字ばかりのレシピ本「カレーな薬膳」を見る。
元々、酸っぱさを加えるためのタマリンドはないのは分かっていたけれど、
青唐辛子(もしくはししとう)がない。
あの、苦味が微妙な味わいを作る役割をしているんだけど・・・。
でも、サンバルパウダーもあるし、その他のスパイス類もみんな揃っている。
トマトもタマネギも、にんにくもしょうがもあるし。
もうすでに、豆が柔らかくなりつつあるし。
いいや、なしで作ってしまえ〜。
乾燥したえんどうまめ(ツールダル)をとろとろに煮溶かしておき、
別鍋で煮た、スパイスのきいたトマトソースを加えて、味をつける、というのが、
そのおおざっぱな手順。
カレーリーフは、ドライのスパイス類と共に、
軽くテンパリング(油でいためる)して、使う。
(写真では、映りを良くするために、
あとからも加えてみたけれど、それではなぜだか、美味しくない)
生のツールダル(どろどろに柔らかく煮ておく)
トマト缶
塩
油はギーはないので、オリーブオイルです。
<テンパリング>
クミンシード
マスターシード
生のカレーリーフ
みじんぎり タマネギ
みじん切り にんにく
下ろした しょうが
<パウダースパイス>
コリアンダー
カイエンペッパー
ターメリック
サンバルパウダー(市販)
ヒングパウダー
水
大根は薄切りにして別に煮ました。
要するにこれらをごった煮すれば出来上がりです。
量はすべて適当です。
コツと言えば、ツールダルを茹でる時に、
温度を上げるため、少々のオイルをいれること、
まめに浮いた灰汁を取ること。
香りを良くするために、豆の鍋の中にカレーリーフの葉っぱを取った、
細い枝を入れておくこと。
これは大根にもそうしました。
特に酸っぱくなくても、特に苦味がなくても、
あんまり関係なく、美味しいサンバルが出来ました〜。
う・・・、美味しすぎです。
美味しすぎて、すでにこのお皿に 3.5杯。
今年はインド人社会には(日程の都合上)配らなかったのですが、
サンバルを愛好している友には渡しました。
多分今頃、サンバル好きなご主人のためにも、作ってるはずです。
かおりん、ありがとう〜〜〜。
すっごく美味しいよ。